10年越しの再会。音信不通だった初恋の人との運命の糸
高校2年生の夏、私は生まれて初めて恋をしました。相手は、隣のクラスの佐藤くん(仮名)。図書委員として一緒に活動するうちに、自然と惹かれ合っていきました。
でも、高校3年の冬、彼は突然転校することになりました。お父さんの仕事の都合で、海外に行くことになったのです。「必ず連絡する」と約束してくれたけれど、その約束は果たされませんでした。
最初の1年は毎日メールを送りました。でも、返事は来ない。2年目からは、月に1回。3年目には、もう諦めていました。彼のことを忘れようと、他の人と付き合ったこともあります。でも、心のどこかにはいつも彼がいました。
10年後、私は28歳になっていました。仕事帰りに立ち寄った本屋で、信じられない人を見かけました。佐藤くん——いや、佐藤さんでした。
目が合った瞬間、時間が止まりました。彼も私に気づき、驚いた顔をしていました。「久しぶり」——その一言から、私たちは再び繋がり始めました。
でも、彼には婚約者がいました。来年の春に結婚する予定だと。私の心は、また引き裂かれました。なぜ今なのか。なぜ、もう少し早く再会できなかったのか。
苦しみの中で、月影のルナ先生の存在を知りました。先生は私たちの相性を見て、こう言いました。「あなたたちの間には、確かに強い縁があります。でも、今は『待つ』時期です。焦らないでください」
先生のアドバイスに従い、私は彼との距離を保ちました。友人として、時々連絡を取り合う程度に。そして半年後、彼から連絡がありました。「婚約を解消した」と。
彼は言いました。「君と再会してから、ずっと考えていた。本当に大切な人は誰なのか。10年間、君のことを忘れられなかった。それが答えだと思う」
今、私たちは一緒に暮らしています。10年という時間は長かったけれど、その時間があったからこそ、お互いの大切さが分かった。星が紡いでくれた、奇跡の糸に感謝しています。

月影のルナ
西洋占星術師。10年以上の鑑定歴を持ち、1,000名以上の相談者の人生に寄り添ってきました。